「何がしたいのかがわからない…」心の悩みの正体②

生き辛さを感じている方のための記事

 

こんにちは

キャリアコンサルタントの前田 剛志(まえだつよし)です

 

前回の

「何がしたいのかがわからない…」心の悩みの正体①」

この続きをお話したいと思います

 

 

「何もしたくない…」

「何がしたいのかがわからない…」

 

そんな

エネルギー切れ状態となり

やがて

心の不感症(何も感じないようにする)となる状態のことを

 

鬱病(うつ病)

 

このようにお話をさせていただきました

 

 

「頭ではわかっているけど…」

「どうやってうつ病を乗り越えればいいんだろう…」

 

気持ちばかりが焦ってしまう方というのは

かつての私自身も含めて非常に多いだろうと思います

 

鬱病であることが判明した時

ほとんどの場合が心療内科や精神科にて

薬を処方されるワケなのですが

 

この薬というのは

鬱病を治すための薬ではありません

 

あくまでも

症状を緩和するためのモノなのです

 

鬱病というのは

心の風邪 とも呼ばれることがある故に

薬で治るモノと思われている方は決して少なくはありません

 

最近では

薬が進歩して副作用がほとんど無く

鬱病が治る特効薬(抗うつ薬)がある

そのように仰るお医者さんもいらっしゃるのですが

実際のところ

それは治ったのではなく

寛解(かんかいと呼ばれるもので

症状が緩和されて病気の勢いが治まった状態を指すモノであって

 

治療とは言えません

 

仮に薬を使用することで

精神的にかなり楽になることも事実なのですが

いわゆる

薬が無くてはならない状態になってしまうのです

 

「じゃあ どうすればいいんだ!」

そのように憤りを隠せない方も多くいらっしゃることでしょう

 

ネット情報を見ると

「心療内科や精神科に行ってもうつ病は治らない」とか

「薬漬けにされる」とか

まるで八方塞がりのような心境に

どうしてもなってしまうかと思います

 

そこでこの鬱病

または

病気ということについて

深く掘り下げていく必要があるのです

 

 


不幸印のギフトを受け取る


 

病気には何らかのメッセージが込められているそして

そのメッセージを受け取ることが出来れば、

その病気は消えていくはずだ

泉谷閑示 『普通がいいという病』 講談社現代新書

 

一般的な薬を扱った薬物療法は扱わず

言葉を扱った(対話)精神療法で

鬱病を初めとした病気と真摯に向き合う

精神科医の先生の言葉です

 

一般的な精神医療(薬物療法)では

どんなに最善を尽くしても

「いつ(鬱病など)再発するかがわからない…」

そんな方々が事実として多くいらっしゃいます

 

そんな一般的な治療が主流として行われている中

薬物療法でただ病気を抑える方法ではなく

 

生き方や在り方を見直す

 

根源的な変化を目的とした精神療法を専門にされています

 

そんな先生が述べられた

病気には何らかのメッセージが込められている

この言葉は感慨深いモノがあります

 

それは私自身が

鬱病になって 乗り越えられた時というのは

 

薬でもなく

心理テクニックによる思考修正のようなモノではなく

 

「自分の生き方や在り方を見直す」

言わば

「自分らしく自由に生きる」

 

この視点を基に

人生を軌道修正を行なったことによって

鬱病を乗り越えることができた経験があるからです

 

むしろ 私にとって

鬱病になったからこそ

自分らしく自由に生きる人生を選択することができた

このように言っても過言ではありません

 

鬱病だった頃は

本当に辛かったです

 

しかし

今になっては心から感謝しています

 

あの頃

鬱病になっていなかったら…

 

私はいつまでも

他者を恐れ、世の中を恐れ

 

自分がいかに不幸なのかを嘆き

すべての出来事に対して

愚痴や不平不満を言うだけの人生を送っていたことでしょう

 

 


自分らしく生きるために”反抗せよ”


 

「何がしたいのかがわからない…」心の悩みの正体①」

 

ここで紹介した

”優等生”であるクライアントさん

 

心の内側から湧きあがってくる

強いエネルギーをずっと抑え込んで生きていたのですが

 

その抑え込んだ生き方そのものを辞める

 

つまり

 

「本当は腹が立っていた…」

「怖くて仕方ない…」

「苦しい…泣きたい…」

 

そのような

内側から湧き上がってくる感情や感覚を

否定することなく

 

ただ ただ受け容れていくということが大切なのです

 

 

とはいえ

 

「それってよく言われるけど、、、」

「正直 湧き上がってこない…」

 

そんな方もいらっしゃることでしょう

 

なぜなら

ずっと内側から湧き上がってくる

感情や感覚を長年抑え込んで生きてきた方ほど

 

その抑え込んで生きていること自体が

当たり前過ぎてむしろ わからないのです

 

ついつい 周りの人達

特に心理を学んでいる方に時々見られるのが

 

「なんとか本音を出してもらわなくちゃ」

そのように躍起になっていることがあります

 

お気持ちはわかりますが

あくまでも本音を言ったり

内側に存在している感情や感覚というのは

 

本人によって行われること であり

家族も含めた周りの人間がアレコレと策を打って

強制させることは何人たりともできません

 

ゆっくりと時間をかけて

今 自分が思うこと、感じることを

誰にも邪魔をされない
たった独りになれる安全な場所で

ほんの僅かでも良いので 言語化していくのです

詳細はコチラ

 

 

そして

ここからが本題なのですが

その言語化していく中で

特に大事にしていただきたいのがあります

 

それが

怒りの感情

 

その中でも

「○○が嫌」

「○○なんかしたくない」

 

そのような反抗心のような怒りを

少しでも感じられたら

隠すことなく、言語化(意識化)していくのです

 

人間には

反抗期と呼ばれる時期があります

 

2~3歳頃から見られる

いわゆる

イヤイヤ期

 

そして

中学生くらいからも反抗期が訪れます

 

この反抗期に対して 多くの大人が潜在的に

「悪いこと」

「恥ずかしいこと」

そのように捉えていることが多いことから

 

反抗されないように

躾や教育という名の下に

 

子どもに対して高圧的な態度でねじ伏せる

あるいは

子どもへのご機嫌取り

 

このように行なわれることが多いのです

 

ここで紹介した

”優等生”であるクライアントさんも

「私は誰にも反抗したことがありません」

そのように仰ってました

 

 

人はなぜ反抗するのか?

 

それはカンタンに説明しますと

「自分らしくあるために」

反抗するのです

 

よくある例として

2~3歳頃から見られる

イヤイヤ期では

大人が勧めるものは何でも嫌と言います

 

「じゃあ!どうしたらいいの!!」

そのように子どもに激怒しても

本人はただ

「嫌!!!!」と言って泣くばかりです

 

つまり

「○○したい!」という想いや理由があるから

反抗するのではなく

 

「指図されたくない」

ただこれだけなのです

 

それは

悪いことでも

恥ずべきことでもなく

 

むしろ

「自分らしく生きる」

そのための第一歩なのです

 

 


”反抗”することで人類は発展してきた


 

ひとはなんのために生まれてくるのかなぜ生きているのか

闘うためだよ

闘う孤独者であること

それがほんとうの純粋だとぼくは思う

岡本太郎 『自分の中に孤独を抱け』 青春出版社

 

太陽の塔

そして

「芸術は爆発だ!」など

数々の名作品と名言を遺した岡本太郎さん

 

この文面だけがピックアップされて

攻撃的で乱暴な性格の人間のように見られることがあるのですが

岡本太郎さんというのは

非常に知性に溢れる芸術家なのです

 

彼が遺した作品

そして

著作を読んでみるとそれがよくわかります

 

闘う孤独者であること

彼がそのように述べた言葉を掘り下げていくと

とにかく

「純粋な人間であること」

 

理念といいますか

生き甲斐といいますか

 

彼は

「純粋な人間」として生きていくために

徹底的に

「鵜呑み」
「世の中に迎合する」など

不純と闘ってきたのです

 

では、その

「純粋な人間」というのは何か?

 

一般的に純粋と聞くと

「美しい」

「キラキラしている」

そんな風に仰る方も多いのですが

 

岡本太郎さんが述べる純粋というのは

「そのままの自分でいい」
「弱いなら弱いまま、誇らかに生きてみろ」

そのように

とにかく 今の自分がどんな状況であろうと

どんな立場であろうとも

 

自分が

思っていること

感じていることを

 

時間や場所、状況や相手に応じて

コロコロと変えたり

誤魔化したりせずに

ストレートに言うことです

 

そして

自分が言ったことは何があってもやる

 

なんの打算もなく

保険もなく

 

一人の弱い人間として

誇らしく

自分と他者 そして、

世の中と向き合って生きた人なのです

 

純粋であるがゆえに

たくさんの批判を受けてきた岡本太郎さんですが

 

熟考された考えの基に

時代や国

および

大衆に迎合せずに

 

一人の弱い人間として

精いっぱい”反抗”してきた生き方に

 

畏敬の念と

どこまでも人間らしさを感じさせる

そんな不思議な魅力を感じずにはいられません

 

 

弱くてもいい

そして

怒ってもいい

 

反抗してもいい

 

そこから何かが始まるのです

 

新たな生き方、人生

そして

新たな自分が生まれることでしょう

 

 

今回 特に長くなってしまいましたが

ここまでにしたいと思います

 

また皆さんとお会いできるのを楽しみにしております^^

 

 

 

キャリアコンサルタント

前田 剛志(まえだつよし)

 


 

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